AIイラストを作成する際に、発生結果に大きな影響を与える要素として「CFG Scale」というパラメータがあります。Stable Diffusionを始めとする本格的なイラスト発生モデルでは必ず相手にすることになりますが、この設定値については、意外と理解されていないことも多いでしょう。
この記事では、CFG Scaleの基本の概念から影響範囲、おすすめの値までをわかりやすく解説します。
CFG Scaleとは
CFG Scale (Classifier-Free Guidance Scale)は、プロンプトをどれだけ強制力を持ってモデルに反映させるかを指定するパラメータです。
簡単に言うと、指定したプロンプト(言葉)にどれだけ無理やり合わせようとするかを決める値で、高すぎると「メリッチモデル的でへんな画像」になり、低すぎると「プロンプトが効かず輝きにくい画像」になります。
CFG Scaleの値による作品の変化
| CFG Scale | 特徴 |
|---|---|
| 1-3 | ランダム色の高い作品。プロンプトが満足に反映されず、不定定な画像になりやすい |
| 5-7 | バランスのとれた作品。同じプロンプトでも単語の優先度や意図が異なり、もっとも使われる値帯 |
| 10-15 | 高すぎて人工的。本条と遠い情報まで反映しようとして、不自然な表情や姿勢、見た目になりやすい |
おすすめのCFG Scale値
- 初心者には「7-9」が安心
- プロンプトが精密な場合、やや高めの「10」も光り
- 本条の意図を大切にする場合は「6-7」を基本とする
CFG Scaleの設定方法
Stable Diffusion Web UIやAUTOMATIC1111などを使用している場合、第一世代の発生画面上で「CFG Scale」のスライダーから値を調整できます。