AIのべりすと プロンプト完全ガイド|書き方テンプレ・長文安定のコツ【即コピ可】

概要

「AIのべりすと」で“外さない”物語を量産するためのプロンプト設計・章ごとの回し方・長文安定のテクを、即コピできるテンプレとともにまとめました。まずは短く具体→章割り→差分指示→推敲の順で進めます。


まず結論(1行)

目的→視点→登場人物→舞台→出来事→制約→文体を短文で分離し、各章のゴールと衝突を先に決める。


全体ワークフロー(4フェーズ)

  1. 設計:テーマ/読者/ジャンル決定→三幕構成 or 起承転結→登場人物と舞台の要点を定義
  2. 生成:章ごとのプロンプトで本文を出力(1章=800–1500字目安)
  3. 差分改善:良かった点/修正点を分離→リライト指示→用語統一
  4. 推敲:冗長削減/視点統一/伏線整合/タイトル&要約作成

長編は各章の要約を都度保存し、次章プロンプトに添えるとブレが減ります。


ベース“メタ”プロンプト(まずはこれ)

あなたは商業小説の編集者兼著者です。以下の条件で物語の設計を行ってください。
Goal:{ジャンルと狙い(例:現代ミステリで意外性のある結末)}
Audience:{想定読者/年齢/好み}
Theme:{作品テーマ(例:赦しと再生)}
Structure:{三幕構成/起承転結/エピソード連作}
Viewpoint:{一人称「私」/三人称一元/視点固定}
Style:{会話多め/地の文重視/比喩は控えめ/テンポ速め}
Constraints:{ご都合主義回避/安易な夢オチ禁止/固有名の表記揺れ禁止}
Deliverables:
1) 200字の作品コンセプト
2) 章立て(h2)と各章ゴール(葛藤/障害/変化)
3) 登場人物リスト(役割・目的・秘密を各1行)
4) 舞台・時代・重要アイテムの設定メモ

章プロンプト(本文生成:ひな形)

【章の目的】{主人公が何を得る/失うか}
【視点】{一人称「僕」固定/三人称一元(主人公のみ)}
【主要人物】{主人公/相棒/対立者の目的と今の感情}
【舞台】{場所/時間/天候/雰囲気}
【出来事】{シーンの核(例:容疑者への初訪問)}
【衝突】{外的/内的の対立要素を各1つ}
【伏線】{後で回収する軽い手掛かりを1つ配置}
【トーン】{硬派/軽妙/シリアス}
【文体】{会話:地の文=6:4、比喩は控えめ、文末は常体}
【長さ】{1000–1300字}
出力:情景→行動→対話→内面→小さな変化→次章フックの順で本文のみ。

続きの章(前章要約つき)

【前章要約(200字以内)】{…}
【今回の章ゴール】{…}
【前章からの課題/未解決】{…}
【今回の衝突】{…}
出力:ブリッジ1行→本編→クリフハンガー。固有名・一人称は統一。

キャラクターシート(簡易)

名前:{漢字/読み}
役割:{主人公/相棒/対立者/メンター}
目的:{短期/長期}
弱点:{恐れ/欠点}
口調:{一人称/語尾/話速/比喩の癖}
関係:{主要人物との関係性}
秘密:{本人も気づいていない動機/過去}

世界観メモ(必要に応じて)

時代/地域:{現代東京/架空都市}
ルール:{魔法/テクノロジー/社会制度の前提}
制約:{交通/通信/法の穴などプロットに効く制約}
タブー:{読者体験を壊すNG(ご都合主義/万能アイテム)}

ジャンル別・即コピテンプレ

1) 異世界/ファンタジー

視点:三人称一元(主人公)。
核:レベル制やスキル名は控えめ、成長は“選択の代償”で表現。
章ごと:新地の掟→試練→代償→小勝利→より大きな難題。
文体:叙景→行動→会話、固有名は発音しやすい2–4音。
禁止:チート即解決/都合の良い古文書。

2) ミステリ

視点固定。情報は“視点人物が得た順”に提示。
章配分:導入(事件/動機)→捜査(手掛かり×3)→撹乱→真相→余韻。
約束事:読者に同じ手掛かりを見せ、公平性を守る。
禁止:作者だけが知る真犯人の新情報をラストで唐突に出す。

3) ラブストーリー

視点:一人称交代は章単位。
核:外的障害(距離/立場)+内的障害(臆病/価値観)。
各章:出会い→齟齬→歩み寄り→試練→選択→変化。
トーン:比喩は控えめ、会話で温度差を描く。

4) ホラー

視点:限定視点。見えない時間と音を描写。
構成:日常の乱れ→兆候→孤立→真相の一端→逃走/対峙→余韻。
禁止:説明で恐怖を語る。見せすぎない。

5) SF(近未来)

ルール:テクの“制限”を先に定義。
構成:新技術の紹介→意図せぬ副作用→社会/倫理の衝突→選択。
用語:専門語は一度だけ平易に定義。以降は略称。

6) 日常/青春

小さな目標を章ごとに設定(例:文化祭の準備の1タスク)。
会話7:地の文3。心情は動作で見せる(show, don't tell)。

会話と文体のコントロール

Style:会話多め、地の文は情景と内面のみ。感嘆符は1章で3回以内。
Dialogue:1セリフは1–2行。誰の台詞か分かる“呼称”を混ぜる。
POV:一人称「私」固定。心の声は『』で統一。
語彙:比喩は章に2回まで。専門語は脚注や言い換えを入れる。

ネガティブ指定(NG/抑制したい要素)

ご都合主義の展開、夢オチ、過度なメタ発言、既存作品の固有名模倣、
表記ゆれ(人名/地名/一人称)、安易な暴力の美化、露骨な性的表現。

長文安定のコツ(運用)

  1. **章ごとに要約(200字)**を保存→次章プロンプトの冒頭へ
  2. 固有名リスト(人物/呼称/地名/専門語)を固定
  3. タイムライン(作中日付/時刻)を更新し続ける
  4. 章ゴールを1つに絞り、サブ目標は次章へ回す
  5. 差分指示:良かった描写/残したい要素/直したい点を分離

デバッグ表(問題→原因→対処)

  • 視点がブレる → POV未指定 → 「三人称一元/一人称」を先頭に固定
  • ご都合主義 → 代償/制約が未設定 → 章頭に「代償」を必ず置く
  • 会話が説明的 → 目的と抵抗が曖昧 → 台詞に“目的”と“障害”を入れる
  • テンポが遅い → 1章のゴールが多い → ゴールを1つにし、残りは次章
  • 伏線が回収できない → 記録不足 → 伏線ログを章末に列挙

推敲・リライト用プロンプト

1) 冗長削減&読みやすさ

本文を300字短縮。意味は保持。冗長表現/同義反復を削除。
文末の連続を避け、1文は40字以内を目安に再構成。

2) 視点統一

本文を一人称「私」に統一。視点漏れ(他者の内面の断定)は削除。

3) 伏線チェック

本文から「伏線候補」を箇条書きで抽出し、対応する回収案を並べる。
不足があれば軽い前振りを1行追加して提案。

4) タイトル/要約/帯文

出力:
- タイトル案×10(32字以内/感情語1つ/具体語1つ)
- あらすじ(120字)
- 帯コピー(18–24字)を3案

FAQ(よくある質問)

Q. 日本語だけでOK?
A. OKです。スタイル語彙や情景語彙を必要に応じて英語併記すると安定する場合もあります。

Q. どれくらいの長さで章を区切る?
A. 800–1500字を1ユニットにし、章ゴールを1つに絞るのが安定します。

Q. 似た展開ばかりになる
A. 「代償」「選択の分岐」「価値観の衝突」を章ゴールに織り込み、外的/内的の両方で揺らすと変化が出ます。


まとめ

  • 設計→生成→差分→推敲の4フェーズでブレを抑える
  • 章ごとに目的/衝突/変化を1つずつ明示して書く
  • 固有名/要約/タイムラインを回しながら、長編でも一貫性を担保する

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